インタビュー

Director-General of the Nursing Department

中嶋 玲子

H28.12.1~/成田リハビリテーション病院看護部長 休日は読書をしたり、ベランダで花を育てています。
季節の変わり目にはどの花を植えようかとわくわくしながらホームセンターを回っています。

看護をする上で
大切なことは
なんでしょうか?

患者さんやご家族の立場にたって考えるようにしています。患者さんに寄り添い、時に代弁者として医療チームのメンバーに患者さんやご家族の思いを伝えられるように努力したいと考えています。

看護をする上で大切なことはなんでしょうか?

職場選びのポイントは
どこでしたか?

病院を退職した後、短期間ですが介護老人保健施設と訪問看護ステーションで働きました。病院は「病気を治療する場」ですが、施設や自宅は「生活する場」です。

当たり前のことですが患者さんが生活する場では主役は患者さんです。その主役である患者さんが安心して自分らしく過ごせるよう「お手伝いをさせていただく」という姿勢で関わることが重要だと学びました。

成田リハビリテーション病院が開院すると聞き、今度は急性期から在宅への橋渡しの位置にある回復期リハビリテーションの場で、患者さんができるだけ自立した状態で住み慣れたご自宅に帰っていただけるお手伝いをしてみたいと考えました。

職場選びのポイントはどこでしたか?

求める人間像を
教えてください。

患者さんやご家族の言葉や表情に敏感な人、そういう感性を持った人です。わずかな表情や言葉から「あれ、どうしたのかな」と感じることで患者さんの体調の変化に気づくことがたくさんあります。

次に向上心のある人です。医療の現場は常に進歩しています。日々進歩する現場では自分自身がスキルアップすることが質の高い看護を提供することにつながるのだと自覚してほしいと思います。

最後に、患者さんだけでなく、ともに働く同僚にも相手を尊重して優しくできる人です。看護の職場は命と向き合うことも多い、厳しい職場です。常に優しくできないことも多いとは思いますが、相手を思いやる心は持ち続けてほしいと考えます。

求める人間像を教えてください。

特に印象に
残っている仕事上の
経験はありますか?

介護老人保健施設で看護師長をしているときに出会った方です。胃ろうによる経管栄養をされていたのですが、どうしても口から飲みたいと切望されていました。

そこでSTや介護士、栄養士等のチームで経口摂取にトライすることにしました。自動販売機から自分で飲み物を選ぶところから始め、選んだ缶コーヒーにとろみをつけて口にしていただいたのですが、一口目を口にされた時のくしゃくしゃの笑顔が忘れられません。

人間にとって「食べる」行為が栄養補給だけではなく、生きる楽しみ・希望でもあるのだと改めて教えていただいた出来事でした。

特に印象に残っている仕事上の経験はありますか?

今後の目標を
教えてください。

まず、「成田リハビリテーション病院」を知っていただくことです。そのためにはお一人お一人の患者さんがADL能力を改善してご自宅に帰っていただけるよう、職員全員で丁寧に援助させていただきたいと思います。

そして退院後も患者さんたちと何らかの形でつながっていける、頼りにしていただく病院になれるよう努力していきたいと思います。

今後の目標を教えてください。
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