内視鏡検査は、苦痛を伴うことがあります。これらの苦痛を取り除くために鎮静剤や鎮痛剤を使用する病院が多くなっています。 当施設でもお客様のご希望により、鎮静、鎮痛のための催眠鎮静剤および麻薬の注射を行っています。 ※実施可能年齢は75歳まで

【鎮静・鎮痛剤使用にあたって】
鎮静剤や鎮痛剤を使用することで、まれに眩量、吐き気、胸痛、尿閉、緑内障発作、呼吸抑制、血圧低下、薬物アレルギーなどが起こる可能性があります。吸器疾患、循環器疾患、緑内障、前立腺肥大、胆石症等をお持ちの方は薬剤使用をお断りする場合があります。検査中は少し眠たい状態(意識はある)で検査を行います。また、安全のために検査中は血液中の酸素濃度のモニター装着や血圧測定を行います。血管に針を刺して鎮痛剤を投薬しますので穿刺の困難な方では投薬が難しく、その場合は局所麻酔薬のみで検査を行います。

【検査後の注意】
検査後には鎮痛剤の副作用として眠気や、注意力、運動能力の低下が起こる可能性がありますので、薬の効果が無くなるまで約30~ 60分程度お休み頂きます。また、検査当日は自転車、オートバイ、自動車の運転等は危険を伴いますので、絶対におやめください。公共交通機関をご利用ください。お帰りの際は転倒や、転落(駅のホーム等)の事故に十分ご注意ください。