摂食嚥下外来

摂食嚥下外来の概要

摂食嚥下障害(食べる機能、飲み込む機能に障害があること)が疑われる方に対して、専門的に嚥下造影検査または嚥下内視鏡検査を行い、個々の症状に応じた食事方法や訓練方法などについての指導を行っています。 ご入院中の方以外にも、ご自宅や施設などにいらっしゃる方の外来での診察も受け付けています。なお、その際には看護士やケアスタッフの方と同伴して頂けると、食事方法や訓練方法などをより明確にお伝えできますので、是非ご検討ください。

週間スケジュール・担当医

午前 原 ※第1、3週
戸原 ※第2、4週
山口 ※隔週
中山 ※隔週
午後 原 ※第1、3週 山口 ※隔週

※変更になる場合がありますので、休診・代診医師のお知らせをご確認ください。

医師のご紹介

  • 戸原 玄

    役職
    非常勤 歯科医師
    出身大学
    東京医科歯科大学
    資格など
    日本摂食嚥下リハビリテーション学会評議員・認定士、
    日本老年歯科医学会評議員・指導医・認定医、日本障害者歯科学会評議員
  • 原 豪志

    役職
    非常勤 歯科医師
    出身大学
    九州歯科大学
    九州歯科大学大学院
  • 中山 渕利

    役職
    非常勤 歯科医師
    出身大学
    日本大学歯学部
  • 山口 浩平

    役職
    非常勤 歯科医師
    出身大学
    東京医科歯科大学

嚥下造影検査(videofluoroscopic examination of swallowing:VF)

X線による透視下で造影剤を混ぜた食事を食べて頂き、摂食嚥下機能や解剖学的な阻害因子の有無などを診断し、適切な食事形態や一口量、食事姿勢、嚥下手技の必要性などを検討することができます。また、訓練前と訓練後での検査画像を比較することで、訓練効果について評価し、必要な訓練方法を再検討することができます。

嚥下内視鏡検査(videoendoscopic evaluation of swallowing:VE)

内視鏡を鼻から挿入し、飲み込む際の舌、咽頭、喉頭の動きを観察することで、VFと同様の診断が行えます。VFとは異なり、放射線による被曝がなく、ベッドサイドで検査が行えるなどの利点がありますが、検査中は鼻に違和感があり、口の中や食道の動きについての正確な診断が行えないなどの欠点があります。