当院について
成田リハビリテーション病院は
質の高い医療と心和む環境を
提供します。
空港からほど近い場所、木々の緑がやさしく包みこむ、森の病院。
低層の建物と大地はなだらかにつながって、森と一体のリハビリ空間となります。
プライベートな室内は、ベッド一つひとつが大きな窓に面し、開放的な景色が広がります。
往来する旅客機を遠目に見遣りつつ、
風光明媚な自然の中で回復療養していただくことのできる環境です。
一人ひとりにとって最も適したリハビリテーションを行うための、専門の医療機関です。
院長挨拶
この度、2017年5月1日付で医療法人社団 心和会 成田リハビリテーション病院院長を拝命いたしました。
当院は、脳疾患や骨折、関節置換術後の入院の方に対して日常の生活動作を向上させ、ご自宅に復帰していただくためのリハビリテーションを行う、回復期リハビリテーション病院です。病気や怪我などによる障害が多く残っている時期に集中的なリハビリテーションを受けることにより、心身の回復した状態へ早期に戻っていただくことを目的としております。
2017年5月15日に完成したばかりの当院は、隈研吾 東京大学工学部 建築学科教授 設計のデザイン的にも機能的にも卓越した施設であり、成田空港近郊の恵まれた自然と協和し「森の病院」とも呼ばれております。リハビリテーション専門病院として最新医療機器と良質な医療スタッフを擁し、完全防音・完全空調を備えた2人部屋を中心とする、ゆったりとした病室の広い窓からは緑の木々が見える風光明媚な環境の中で、当法人で培ってきた患者様本位のリハビリテーションサービスを提供させていただきます。
またJR・京成成田駅から南方約4kmの成田空港西側に位置し、連携医療機関と距離的に利便性の高い立地です。車で国際医療福祉大学成田病院から9分(4km)、成田赤十字病院から15分(10km)、日本医科大学千葉北総病院から30分(20km)、旭中央病院から50分(30km)であり、印旛・山武長生夷隅医療圏の病院との連携も十分可能ですし、近い将来は千葉県全域、あるいは東京都内の方も積極的に受け入れさせていただきます。
全職員が一致団結し、地域に密着した医療連携を基軸に「安全で質の高いリハビリテーション」を提供させていただくと共に、私が脳神経外科医として日本医科大学病院、日本医科大学救命救急センター、ミズーリ大学、カリフォルニア大学及び日本医科大学千葉北総病院にて40年間研鑽してきた経験を生かし、皆様に愛される病院を目指してまいります。
小林士郎
副院長挨拶
2021年2月から成田リハビリテーション病院に勤務しております。前年度までは、千葉県千葉リハビリテーションセンターのセンター長を務めておりました。
千葉県内には回復期リハビリテーション病棟をもつ病院が増え、現在70病院近くになっておりますが、当院はその中でも2017年に開設したばかりの比較的新しい病院です。緑に恵まれた環境、洗練された落ち着いたデザインの広々とした病棟、豊富なリハビリテーション医療機器や歩行訓練等に必要な装具類、充実した摂食・嚥下評価の仕組み、などは開院当初から当院が誇れるところでした。それに加えて開院後の経過の中で、各職員達は着実に専門職としての医療技術を向上させてきております。
現在当院には常勤の私のほかに、非常勤のリハビリテーション科専門医が複数勤務しており、2021年度から日本リハビリテーション医学会の専門医研修施設となりました。また2021年にはロボットリハビリテーションスーツ「HAL」や、高次脳機能障害者の運転再開評価に必要なドライビングシュミレータも導入いたしました。脳・脊髄疾患等の痙縮治療であるボトックス注射治療も近々開始することになっております。このように私たちはより高い水準のリハビリテーション医療の提供を引き続き目指して参ります。
一方で当院は、千葉県地域リハビリテーション支援体制整備推進事業において、2019年から印旛圏域の地域リハビリテーション広域支援センターの役割を担っております。国が掲げる地域共生社会の実現に向けて、高齢者・障害児者の方々が、住み慣れたところで、一生安全に、その人らしくいきいきとした生活ができるように、関係諸機関や地域住民の方々と協力し合って、この圏域の地域リハビリテ-ション活動を盛り上げて参ります。
最近行った院内での職員ワークショップで、職員が感じている当院の魅力として、リハビリテーションのチームワークには欠かせない要素である、“ 多職種・職員間のコミュニケーションの良さ”を挙げる者が多くおりました。当院では職員の離職率が低く、これは職員同士の関係性が良く、働きやすさを感じているからのようです。また運営する医療法人社団心和会は職員の接遇の向上に力を注いでおります。
私たちはチームワークの良さを生かし、ご入院の方・ご家族の気持ちに寄り添い、各人の目標に沿ったオーダーメイドのリハビリテーションサービスを提供させていただきます。
吉永勝訓
理念と使命
私たちの理念
人としての尊厳と心和む環境を大切にし
私も受けたいと思えるような
サービスを提供します
私たちの使命
- わたしたちは、保健・医療・福祉において、一人ひとりの利用者さまに合わせた質の高い安全なサービスを提供します。
- わたしたちは、職員一人ひとりの個性を尊重し、全職員が安心して仕事に従事できるような職場環境をつくります。
- わたしたちは、保健・医療・福祉において地域との連携を確立し、地域住民がいかなる時も信頼できるような環境を整備します。
- わたしたちは、保健・医療・福祉の発展に寄与するために、健全な経営をおこない、新たな価値を創造し続けます。
医師のご紹介
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小林 士郎
役職 院長
(日本医科大学千葉北総病院特任教授)出身大学 日本医科大学卒業(昭和52年卒)
日本医科大学大学院医学研究科修了資格 日本脳神経外科学会専門医・指導医
日本脳卒中学会専門医
日本頭痛学会専門医・指導医
日本救急医学会専門医学会等 日本脳神経外科学会 評議員
日本脳神経救急学会 評議員
日本脳ドック学会 評議員
日本脳循環代謝学会 功労会員
日本頭痛学会 功労会員
日本脳卒中協会千葉県支部 支部長 -
吉永 勝訓
役職 副院長 出身大学 千葉大学医学部卒業(昭和55年卒)
千葉大学大学院医学研究科修了資格 日本リハビリテーション医学会専門医・指導医 元常任理事
日本整形外科学会専門医
日本義肢装具学会義肢装具専門医学会等 日本脊髄障害医学会 理事
日本運動療法学会 監事
日本高次脳機能障害医学会 評議員
日本リハビリテーション連携科学学会 副理事長
日本リハビリテーション病院・施設協会 理事
全国地域リハビリテーション支援事業連絡協議会 副会長
病院概要
施設概要
名称 | 医療法人社団 心和会 成田リハビリテーション病院 (千葉県印旛地域リハビリテーション広域支援センター) |
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所在地 | 〒286-0113 千葉県成田市南三里塚18-1 |
電話番号 | 0476-37-4111 |
FAX番号 | 0476-85-8581 |
開設者 | 理事長:荒井 泰助 |
幹部職員 | 院長:小林 士郎
看護部長:中村 正美 |
病床数
病床数 | 100床(回復期リハビリテーション病棟) |
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施設基準
・回復期リハビリテーション病棟入院基本料Ⅰ | ・体制強化加算1 | ・入退院支援加算1 など |
病院沿革
2017年 | 7月 | 成田リハビリテーション病院(100床)開設 |
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2019年 | 4月 | 千葉県印旛圏域地域リハビリテーション広域支援センター 指定 |
2021年 | 5月 | 日本リハビリテーション医学会専門医研修施設 認定 |
病院機能評価認定
成田リハビリテーション病院は、第三者評価として公益財団法人日本医療機能評価機構による病院機能評価一般病院3 <3rdG:Ver.2.0>の審査を令和4年10月に受審し、令和5年1月4日付で認定されました。
この病院機能評価は、医療機関の機能を中立的な立場で評価を行う第三者機関として設立された公益財団法人日本医療機能評価機構が審査を行い、機構の定める認定基準に達成した病院に対して認定証が発行されるものです。
審査は『書面審査』、『訪問審査』が行われ、以下の 4つの領域について評価、認定されました。
第1領域 患者中心の医療の推進
第2領域 良質な医療の実践1
第3領域 良質な医療の実践2
第4領域 理念達成に向けた組織運営